公平

今世だけで捉えると不公平極まりない。

理不尽のオンパレードだと思ったが、

前世もひっくるめてみればとても理にかなっているのだろう。

 

「自分が放ったモノは自分の元へ還ってくる!」

このことにおいては誰もが平等だ。

そうでなければやってられないと考えていた10代の頃。

外に放つモノには配慮してきたつもりでいた。

 

ところが放ったモノとは外に向けて表現したことだけではなく、

自分の中にうごめく想いも多分に含まれていることがわかった。

 

外へ向ける表立った言動に規制をかけていた分、

私の内側には暗黒が渦巻いていた。

 

「押さえ込んで外に出さなければセーフ!」ではなかったのだ。

これはかなり参った。

何せ手の付けられないような念が内側にはびこっていたからだ。

 

ただ、感じたことは事実として存在するのでそこは偽れない。

自分が感じた想いを後世に引きずることなく、

自分自身でその感覚をその都度汲み取っていくしかないのだ。

 

嫌な感覚に反応しファイティングポーズを取るのではなく、

その感覚を認めるとその感覚と交流できる。

 

今、自分に向かって放たれて来たモノはいつかの自分が放ったモノ。

シンプルにただ循環している。

 

そこに執着せずに「おかえり!還って来たんだね!」と迎え入れてあげよう。

 

ちょっとヘビーな(かなりヘビーな)時もあるけれど。

両手を広げて抱きしめよう。

惨めさだって悔しさだって憤りだってウエルカム。