映像化

明け方に夢を見た。
過去の
人間関係に
おけるくすぶりが
顕著に
映像化されたものだった。
夢から目を覚まし
その出来事を
思い返してみる。
居心地の悪さ。
ためらい。
寂しさ。
不憫さ。
息苦しさ。
そんな
重たい感覚が
残ったままだったのだろう。

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しばらく
内側に意識を向けてみる。
当事者の私を
まるで
俯瞰するかのように
もうひとつの視点で
ただただ
ありのままを
ありのままに見つめる。

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見届けた後に
鏡を見たら
薄皮が1枚
剥がれたような
少しスッキリした顔の
私がいた。

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トラウマは
蓋をされるのではなく
包み込んでくれるのを
待っている。
メッセージは
夢の中でも鳴っている。

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